令和六年 華宝会公演



イラスト/構成:国東薫


今年の華宝会は例年より1ヶ月早い、6月9日の開催となります。
場所は国立能楽堂です。


【事前講座のお知らせ】

公演に先立ち、演者による演目の見どころ解説と体験を行う事前講座を4月27日(土)に開催します。当公演チケットご購入の方は入場無料です。お気軽にお越しください。


詳しくは以下のページをご覧ください。
事前講座のご案内

 番組 

 大蔵流 - 狂言
文相撲   ふみずもう

   大名   山本東次郎
   太郎冠者   山本 凜太郎
   新参者   山本 則重



あらすじ

 召使いがたった一人だけの大名は、新しい使用人を雇おうと太郎冠者に探しに行かせます。

 ちょうどご奉公先を探している男と出会い、大喜びで連れて帰る太郎冠者。男はどんな仕事もこなせるとの触れ込みです。相撲も取れると聞き、大名は見たくてたまらなくなりますが、相手がいないので、自ら相撲を取ろうと立ち上がります。

 召使いが大勢いるように見せかけたり、新参の男の忠誠心を試そうとする見栄っ張りな大名、どうしても負けられない勝負に是が非でも勝つため、秘策を練ります。




 観世流 - 能
鸚鵡小町 おうむこまち

シテ   観世 喜正

 
   ワキ   野口 能弘 (華宝会)
  
 
      松田 弘之
   小鼓   鵜澤 洋太郎
    大鼓   柿原 弘和
    
   地謡   観世 銕之丞
  
  観世 淳夫
  
  馬野 正基
      奥川 恒治
        遠藤 喜久
     鈴木 啓吾
     佐久間 二郎
     小島 英明
    
   後見   観世 喜之
     永島 充
     遠藤 和久



あらすじ

 和歌を愛する帝・陽成院は優れた歌を選んで集めようとしますが、思うように集まりません。

 ふとかつて大歌人として名を馳せた小野小町を思い出し、新大納言行家に歌を託して小町へ使いを出します。しかし百歳となった小町は、近江国関寺で物乞いの狂女となって侘しい暮らしをしていました。

 もはや目が見えない小町の代わりに行家が帝の歌を読んで聞かせると、小町は昔の栄華を思い出し、古法の鸚鵡返しの技法を使って返歌を詠みます。そして在し日の在原業平の美しい姿を思い出し舞を舞いました。

 やがて沈む夕陽の中帰路に発つ行家を見送ると、小町は一人庵へと戻っていくのでした。



-------- 午後17時頃終了予定 -------



 公演日時・場所 

2024年
6月9日(日)14:00開演 (13:00開場)

於:国立能楽堂

地図 https://www.ntj.jac.go.jp/sp/nou/access/
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1



 チケット・お問い合わせ

全席指定/税込  
S席 9,000円
A席 7,000円
B席 6,000円
C席 5,000円
D学生席 4,000円

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《公演に関するお問い合わせ》

華宝会事務所
mail kahoukai0115g@gmail.com
TEL 042(430)5206
FAX 042(461)0089