今週末は水道橋にあります、宝生能楽堂にて催されます五雲能に出演します。
当日の曲目は金札、東北、鞍馬天狗の三番仕立てとなっておりまして、この中の鞍馬天狗に能弘と琢弘が出演いたします!
この鞍馬天狗、話の中身はというと。源義経の幼き頃、天狗から様々な兵法を習ったとされる話を元に作られております。
季節は春、鞍馬寺に身を寄せていた義経(子供)でしたが、他に身を寄せていた子供たちとは差別されてました。何故なら他の子供たちは平家の縁の者でしたから。そんな一同が花見に出かけると山伏と居合わせます。山伏との同席を嫌がった僧たちは子供たちをつれて帰ってしまいますが、義経のみが残り優しく声をかけてあげると、山伏は自分が実は天狗である事を明かし、平家を倒すための様々な兵法を教える。
という内容です。
話の主役はもう殆ど子方(子役)です。牛若丸はもちろん、花見に出てくる子供たちがいっぱい出てきて、これだけで目を楽しませてくれます。
ワキはというと、依怙贔屓のお坊さん役ですので、牛若丸を置いてとっとと帰ってしまいます。
将来有望な、超若手過ぎる能楽師の舞台を是非ご覧ください!
チケット等詳しくはこちら!
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華宝会宣伝です!
今年の華宝会は
7月10(日)14時より、水道橋の宝生能楽堂で開催いたします!
今回は
大蔵流 狐塚 小唄入 山本東次郎
金春流 鳥追舟 山井綱雄
鳥追舟は両ワキという珍しい形式(ワキツレがいません)、しかも金春流の鳥追舟は10年以上公演されてないようで大変稀少です。さらには山本東次郎先生のご厚意により、狂言も鳥追舟にあわせた狂言となっております!
この機会をどうぞお見逃しなく!
すでに当ホームページからもチケットの販売を開始しております。
詳細はこちらからどうぞ!!