令和三年 華宝會公演のお知らせ

昨年延期いたしました、華宝會公演を開催いたしますのでお知らせいたします。

2021年
7月11日(日)14:00開演

  13:30開場
  17:20終了予定
宝生能楽堂(水道橋)
(地図 http://www.hosho.or.jp/nohgakudo/

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【華宝会インタビュー記事】


主催の下掛宝生流・野口能弘(やすひろ)さんと琢弘(たくひろ)さんのご兄弟に曲への思いや演目の見どころを伺ったインタビューがあります。公演と合わせてお楽しみください。


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-- 番組 --

 宝生流 - 能
春栄 しゅんえい
 (シテ)宝生和英
 (子方)水上嘉
 (ツレ)田崎甫
 (ワキ)野口琢弘
 (ワキツレ)野口敦弘 
 (アイ)山本則孝
 (笛) 一噌庸二
 (小鼓)幸正昭
 (大鼓)柿原弘和
 (地謡)大坪喜美雄
 (後見)水上優

宇治橋の合戦にて生け捕られた春栄が誅せられると聞き、兄増尾種直は共に誅せられようと、高橋の館へ訪れた。春栄は兄をかばい他人であるとして会おうとしないが、種直が思いのあまり自害しようとするので遂に兄弟の名乗りを上げる。

高橋も亡き子に似た春栄を惜しむがやむを得ず誅することにする。しかしそこに一転助命の早打ちが来たので一同大いに喜び、うち連れて鎌倉へ参るのだった。

中世武士の友愛を描いた現在物の一曲。


 大藏流 - 狂言
箕被 みかずき
 狂言。山本東次郎師による一番

 (シテ)山本東次郎
 (アド)山本凛太郎


 觀世流 - 能
 小書 窕 とおる 
 (シテ)武田志房
 (ワキ)野口能弘
 (アイ)山本泰太郎
 (笛) 一噌隆之
 (小鼓)鵜澤洋太郎
 (大鼓)安福光雄
 (太鼓)小寺佐七
 (地頭)武田宗和
 (後見)武田尚浩

東国の僧が京都六条の河原の院まで来ると田子を背負う汐汲みの老人が現れます。この河原の院はかつて源融が陸奥の塩竈の景色をそのまま京都に移して造り住んだ跡だと謂れを語り、老人は昔を慕い泣き崩れます。その後老人は僧に請われ、近隣の名所を教え、汐を汲もうと言ってそのまま汐曇りの中に姿を消してしまいます。

夜、僧の夢中に源融が在りし日の姿で現れると、月光のもと昔を懐旧して舞い、夜明けと共に名残惜しい面影を残して月の都へと戻っていきます。

名月輝く秋の風景の下風雅な貴人源融を描いた幻想的な曲。本曲は特別演出である小書(クツロギ)が付き演奏の緩急がより大きくなり、早舞の途中で寛ぐなど表現豊かな特別演出で上演されます。


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≪チケット取扱い・お問い合わせ≫
全席指定 (税込み)
A席 12,000円
B席 10,000円
C席 8,000円
D席 6,000円(学生4,000円)
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