令和元年 華宝會公演のお知らせ

2019年
 7月14日(日)14:00開演
  13:30開場
  17:20終了予定

宝生能楽堂(水道橋)
(地図 http://www.hosho.or.jp/nohgakudo/





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≪番組≫

 観世流
熊野 ゆや  読次之傳 村雨留 墨次乃傳 膝行留
 平宗盛の寵愛を受ける熊野は度々暇を乞うものの長く都に留まっていた。この度故郷から届けられた老母の手紙を持ち暇を乞うが聞き入れられず、花見に連れ出されてしまう。道中折々の景色をよそ目に母の無事を祈る熊野。やがて宴に召され気が進まぬも舞を舞うと折からの村雨が降り下りて花を散らす。それを見て一首の歌を詠み宗盛に示すと、宗盛もさすがに感ずる物があり暇を与える。熊野は仏の功徳と喜びそのまま東をさして帰っていくのだった。「熊野松風・米の飯」 昔より日本人に親しまれ口ずさまれ、熊野の繊細な心情を美しい情景描写に織り交ぜて謡われてきており平家物語の一挿話の様な優美な曲となっている。本公演では小書きが附き、老母の手紙を宗盛と熊野とで読み継いでみたり、舞いの最中に村雨が降り来たため留めるなど常とは異なる演出で行われる。

: 観世恭秀(シテ)、 坂井音晴(ツレ)、野口能弘(ワキ)、則久英志 (ワキツレ)、一噌隆之(笛)、幸清二郎(小鼓)、柿原崇志(大鼓)、坂井音重(地謡)



 和泉流
舟渡聟 ふなわたしむこ
 狂言。野村万作師による一番

: 野村万作(シテ)、中村修一(アド)、石田幸雄(アド)



 宝生流
大蛇 おろち
 素盞鳴尊が出雲国に降りたところ老夫婦が一人の少女を置いて悲しんでいるので尋ねると、毎年川上の大蛇に娘を取られ今また最後の娘、奇稲田姫を出すところだという。尊は憐れみ姫を娶るかわりに大蛇退治を約束する。一計を案じ八艘の酒船にて大蛇を酔い伏せた尊は十握の剣にて平らげその尾に有った剣を叢雲の剣と名付けるのだった。日本の記紀にある素戔嗚尊と八岐大蛇の神代説話を典拠とし観世小次郎作とされる。ワキの活躍する所多く観る者に爽快感を与える構成になっている活劇能。 

:  宝生和英(シテ)、野口琢弘(ワキ)、高井松男、大日方寛、殿田謙吉、吉田祐一(ツレ)、寺井久八郎(笛)、鵜澤洋太郎(小鼓)、柿原弘和(大鼓)、小寺佐七(太鼓)、内藤蓮(アイ)、金井雄資(地謡)



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≪チケット取扱い・お問い合わせ≫

全席指定 (税込み)
A席 12,000円
B席 10,000円
C席 8,000円
D席 6,000円(学生4,000円)


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